葉書でお礼の意を伝えます。
「弔電」は、弔意を表すお悔みの言葉を伝える電報です。訃報を受けた際に、遠方であったり仕事などの都合がつかなかったりして、通夜や葬儀にかけつけることができない場合、とりあえず弔意を伝えるのが「弔電」です。
現在では、弔電にも様々な種類があり、中には高額なものもありますが、あくまでもお悔みの言葉を伝える方法の一つであり、実際にご遺族が金品を頂いたわけではありません。そのため多くの弔電を頂いた場合など、そのお礼として多額の費用をかけてしまうと、ご遺族が経済的に困難になる場合もあります。
したがって、弔電だけを受けた場合、物品での返礼は不要と考えてよいと思います。
ただし、ご遺族が感謝の気持ちを表したい場合、葉書でお礼の意を伝える方法があります。
現在では、「メール」という方法もありますが、お礼の受け手が若い人の場合のみにしておいた方が無難だと思います。心からの感謝の気持ちは、品物よりもお手紙のほうが、より相手に心が伝わることもあるように思います。