ご家族でどういうカタチで送ってあげたいか、よく相談しておくことです。
- (1)故人をどういう想いでおくってあげたいか
- もっとも大切なことです。
- (2)宗教の確認
- 仏教では檀家寺に依頼をします。決まった寺院が無い場合は「□□宗の○○寺のご住職にお頼みしたい」などと具体的に決めておきましょう。ご紹介も可能です。
無宗教も一つの選択ですが、突然の場合、家族の意見の一致が困難な場合がありますので、事前に話し合われておくことをお勧めいたします。 - (3)どういう人に通知するか
- 故人のためのお葬式ですので、生前親しくしていた人、会社時代の同僚、地域の方々など具体的に考えてみましょう。
年賀状等も参考になります。家族が想像する以上に、広い豊かな人間関係を築いていらっしゃるものです。 - (4)喪主を誰にするか
- 「喪主」は遺族の代表者です。一般には配偶者や長子が務めるケースが多いようです。
(但し、本人が事前に指定していた場合は、指定された人が喪主になります) - (5)予算
- 葬儀には香典という収入もあります。保険加入者は保険金もあります。
事前に自己 負担できる金額を決め、葬儀社で見積書を作成してもらうのもよいでしょう。 - (6)会場
- 最近は、葬儀専門会館や公共の施設でのお葬式が多いようです。
しかし、キリスト教では教会で行うのが普通ですし、寺院の檀信徒(門徒)ならば、寺院というのも選択肢に入ります。
また、自宅で安らぐのがいちばん好きだった場合、自宅も選択肢のひとつになるでしょう。 - (7)遺影写真
- どういう写真を選ぶかは大切なことです。希望すれば式場等にメモリアルコーナーを作り、「想いでの写真」を展示することもできます。
小さいお写真や衣装の着せ替え、背景を消すこともできますが、お一人で大きく写っていらっしゃるほうがより綺麗に仕上がります。
ご家族で話し合い、思い出深い写真を選んでおくとよいでしょう。