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「目覚し」って何ですか?

「目覚し」とは・・・「想う心」です。

「目覚し」とは、通夜の夜食用に持参する酒やお菓子、それに代わるお金の表書きとして用いられる熊本県内に広く残る風習です。

その意味として3つの意味が言われています。
1つめは、昔はお金だけではなくて、米や食べ物に「目覚し」と書き、通夜に持参していました。
そして、一晩中、線香を絶やさないように、これを食べて目を覚ましていたそうです。
2つめは、愛する方にもう一度「目覚めて欲しい」という意味がこめられているそうです。
3つめは、愛する方の死をご縁にして「仏法に目覚めよ」という意味が込められているそうです。

ご葬儀は、亡き方を偲び、残された者が、仏法に目覚める大切な場であることを先人達に教えて頂いているような気が致します。